相場観と個別銘柄 

トヨタ自動車をはじめ、
輸出関連株中心に下げるだろう。
ほとんどの方がこんな予想だったと思います。
そして実際もその予想通りの展開。
こうなったわけですが、
中でも気になったのはキャノンの決算とその影響。

2016年12月期業績予想が下方修正されました。
従来3000億円と見込まれていた営業利益は、
前年比25.4%減の2650億円に引き下げたのです。
しかもこれは今年度2回目。


円高の影響を受けたのは
キャノンだけではないこと。
輸出への依存度の
高い自動車、ハイテク、設備投資などの企業について、
今後本格的に4〜6月期決算が発表されますが、
キャノンを見る限りそれらも厳しいのではないか、
こんな懸念が生じてしまいます。
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これでは主力株の騰勢は鈍ってしまう。
こう考えるのが自然ながら、
現在の市場はあるセクションが上がると、
他のセクションが失速してしまうのが普通。
そのため別のセクションが浮上を開始する。
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実際今日も、
日経平均は大幅安したのに、
新値更新銘柄は東証1部だけで23銘柄。
これだけあれば、十分といえるほどで